わかばの風法律事務所 弁護士のBlog

東京都新宿区にある法律事務所

5人の弁護士が、身近で起きた事や感じた事を紹介します

マイナンバーの申告拒否をどこまで貫けるか!?

平成28年1月に「マイナンバーの申告を拒否するとどうなるの?」というタイトルで、法律上申告義務はあるけれど、罰則はないし、拒否しても実際上は問題ないはずだという趣旨のコメントを書きました。 http://www.wakaba-lo.jp/advicekako.html#14 実は、…

夫婦同姓の最高裁判決について

夫婦同姓制度についての最高裁判決が2015年12月16日になされました。 「夫婦は同姓」とする民法の規定は憲法に違反しない。但し、夫婦が選択して夫婦別姓を名乗ることに合理性がないと判断した訳ではなく、この制度の在り方は国会で論じ判断するものとすると…

成人年齢引下げ、このままで大丈夫か

「18歳で成人だということが決まりました」と言っても話はそれで終わりません。一部反対という雑感を述べたいのです。 まず、成人というのは「民法上そうなる」ということです。「それならいいではないか民法が生活の基本を決めているのでしょう」という反…

集団的自衛権の行使を可能とする安保法案

2015年9月19日午前2時過ぎ、集団的自衛権の行使を可能とする安保法案が可決成立しました。 今回の安保法案については、学生を中心とした抗議活動が全国各地で繰り広げられ、ニュースでも取り上げられて話題になりましたが、皆さんはどのように思われ…

身近にある新宿歴史博物館

わかばの風法律事務所のビルの目の前は小規模の三栄公園がある。近所の子供たちの遊び場であり、年に数回は町内のお祭りやボランティア企画などでにぎわう憩いの場である。大きな銀杏の木があり、冬場には黄金の葉を光らせて美しいが、2011年3月11日…

四谷怪談の史跡?

四谷3丁目の地下鉄メトロ駅の張り紙に、四谷怪談の神社とお寺の紹介が載っていた。平成13年に四谷に事務所を構えてからかれこれ14年目になるというのに、とんとそういう場所に足を運ばなかったから、年が明けて行ってみた。 四谷警察署の横の路地を入っ…

説明責任・損害賠償・刑事罰の境目、イタリアの地震学者無罪判決を材料に

かねてから、報道・評論・投書・酒場談議などで、刑罰と民事の区別が意識されていないのではないか、と心配でした。ちょうどよい問題提起の材料があります。 2014年11月12日の朝日新聞に、2009年の地震で300人以上が死亡した地震に関し、イタリアの地…

適性な弁護士人口はどれくらい?

1 理想 法曹人口は毎年500人の時代が続きましたが、1991年(平成3年)以降少しずつ増え、1999年(平成11年)には1、000人、2002年(平成14年)には1、200人、2004年(平成16年)には1、500人までになりました。その…

死刑制度について ~袴田事件再審開始決定~

平成26年3月27日、静岡地裁は、袴田事件の再審開始を決定し、袴田氏を釈放しました。 検察は3月31日に即時抗告しましたが、静岡地裁決定によれば、犯人のものとされた衣類に残る血痕は、袴田氏のDNAとも被害者のDNAとも一致せず、ズボンのサイ…

近所で火事が起きたら?

平成26年正月に、有楽町駅近くの線路沿いから火事が出て、新幹線が遅れました。私も大変迷惑した一人です。 ところで、近所で火事が起き、皆さんもなんらかの被害を受けたとしたらどうなるかご存じですか。「火事を起こした人に賠償してもらえる」まずはそ…

住民票等について被害者保護のための支援措置の対象が拡大

2006年7月以降、DV(配偶者暴力)の被害者やストーカー被害者については、加害者に避難先を知られないようにして被害者を保護するために、住民票等の閲覧を制限する支援措置が実施されてきました。 しかし、児童虐待の場合は同様の制度がなく、被虐待児を保…

遺言書は役に立つか

最近は、「遺言書の勧め」が目につきます。基本的に「良いことだ」とする論調ですね。信託銀行の「業務推進」の面もあるでしょう。「相続人間の争いを予防できる」ので良いと言う人が多いように思います。 水をさすようですが、「そうでもない」というのが私…

福島第1原発事故の現地訪問相談会を担当して 

2011年3月11日の大震災,それに続く福島原発事故は一年たっても大きな傷跡を刻している。復旧から復興へ,その道のりは険しいがこの国を挙げての取組みが再生日本の礎になることを心から祈る。 昨年,夏に弁護士仲間と岩手県大槌町にボランティェア活…

おいしい話はありません

最近、未公開株、匿名組合や何々組合への出資名目での被害が目に余ります。 そこで、警告のために、標語を考えました。といっても、平凡なことです。多いとかえって駄目なので、一つにしました。 簡単です、「ハンコを押すな」これだけです。なんのことはな…

裁判員裁判を経験して

最近,とある性犯罪の事件で初めて裁判員裁判の弁護人を経験しました。その雑感です。 ①連日開廷は大変 従来の刑事裁判では,連日開廷ではなく,1週間とか1ヶ月とか,ある程度の期間をおいて審理をしていました。弁護人もその期日の間に,いろいろと準備が…

「投資」はプロがやるべきです。

1.不景気の拡大 「日本には影響が殆どない」などと言われていたのに、サブ・プライム発の不景気が深刻です。結局、アメリカの過剰消費に依存していた面が大きいから、アメリカの家庭が節約を始めると日本の輸出にも影響してきた、ということになります。 …

裁判員制度について思う

1.新聞などのマスコミでも「裁判員」について、かなり報道が目につくようになりました。このホームページを読んでいる方も「選任」されるかもしれません。改めてここで重大だと思うことを書いておこうと思います。 2.私(小林)は実は「賛成だが、いかに…

サブプライム問題は、身近にあります

1.「米国発の世界不況か」と大騒ぎになっていることは、毎日の新聞・ニュースでご存じですね。サブプライム問題の影響については、円高(正確には米ドルだけ弱くなっている)と株安、米国の不景気による輸出減退と、これらの結果としての日本不況の到来と…

裁判員制度って,何!

皆さん,裁判員制度って知ってますか。町にもポスターがたくさん貼られていますね。市民の皆さん(6名)が裁判官(3名)と一緒になって,刑事裁判に関与し,有罪,無罪を決める制度で,いよいよ2009年から始まります。 どうして,市民が刑事裁判に参加…

新しい成年後見制度について

1 成年後見制度とは 成年後見制度とは、平成12年4月から始まった制度です。 「精神上の障害により判断能力が不十分な人」について保護する制度で、契約の締結等を代わって行う代理人など本人を援助する者を選任したり、本人が誤った判断に基づいて契約を…

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